平本雅史｜社員の声

多様な工種の現場を通して技術者として成長

相模原市の出身のため地元で働きたいと考えたこと、また少人数のアットホームな雰囲気にひかれたことが、当社を選んだ理由です。入社後は現場監督として、道路や下水、造成などを中心に実にさまざまな工種の現場を経験してきました。未経験の工事を担当する際は、必死に資料を漁ったり、上司や同僚に質問したりと、まさに手探りで工事を進めていきます。品質や安全、工期、予算と、気にかけるべきことは多く苦労の連続ですが、いま振り返ると、その経験の繰り返しこそがまさに技術者としての成長の軌跡であったと思います。土木の世界では常に技術が進歩しており、今でも学ぶべきことはたくさんありますが、入社以来約20年間にわたり、成長を促し続けてくれた会社に感謝の気持ちを抱いています。

全ての関係者と一緒に作り上げていく

現場監督に求められる資質として特に重要なのは、コミュニケーションに対する意識の高さだと思います。発注主や元請けの担当者、地域住民、現場の作業員など、さまざまな立場の人とコミュニケーションを図り、適切な距離感を保ちながら一緒にものを作り上げていく意識が大切です。かといって話上手である必要はなく、実際、私は無口なほうですが、「言うべきときはしっかりと言う」という意識を持ち、常に誠実な対応を心がけることで、良好な人間関係の中で仕事ができていると感じます。

故郷の街づくりに貢献することに誇りを感じる

どれだけ知識や技術があっても、人としての土台が身についていなければ、人と関わりながら仕事を進めることはできません。そのため、当社には礼儀やマナーを大切にする文化があり、若い頃には私も厳しく指導されました。そうした経験もあり、今でも人間的に成長していくことの大切さを強く感じています。また、地域の建設会社という意識が強いことも当社の良さだと思います。私自身も生まれ育った故郷の街づくり、都市づくりに貢献できていることに誇りを持っています。